一般社団法人日本看取り士

映画「みとりし」を観て

映画みとりし

いただきました感想をご紹介させていただいております。



60代 女性から

死に向かうことが怖いと感じている方にはぜひとも観ていただきたい映画です。 私たちが旅立とうとされる方の前でとるべき態度は、死に目を背けることではなく身体で命を受けとることなのだと、この映画は教えてくれます。 劇中にみる医療と看取り士のチームワークは、ますます増えるであろう『おひとり様の最後』にも応えることが出来る、これからの地域包括ケアの形ではなかろうかと思います。



40代 女性から

ストーリーに出てこられる死にゆく人たちの生き様と死に様がよく描かれていました。ゆっくりと流れる空気感が心に深く入ってきて、感動の涙となりました。そして、その方たちにそっと寄り添う看取り士が、どんなお役目があるのかもきちんと描かれていて、ご家族と主人公が感じる心の葛藤をとても身近に感じました。この続きは?と気になるところですが、みなさんが実体験しましょう!という感じでしょうか。死は終わりではなく生きた証として、命のバトンがあり様々な奇跡が起きる希望の映画です。



20代 女性から

今回の映画の中でとても印象に残っているのは最後のお母さんがお亡くなりになる場面です。 姉の姿と重なり11年前の事が蘇りとても穏やかで心地よい気持ちになり改めて自分の中心にあるバトンを感じる事が出来ました。 日々、生活の中で無意識に行動している事も2度と起こらないとしたらその1つ1つに想いを込めて行動を振り返りながら時を刻まなければとこの映画を通して気付かされました。



50代 女性から

看取りしと聞いて、実際に、なにをする人なのかが、丁寧な感じで、リアルに描かれていた作品でした。 やはり、映画といえど、実話がちりばめられていたので、じんわりこみあげてくるものがありました。 人の最後を、あたたかい場面にかえるのが看取りしの役割…そして主役は、亡くなる方と家族。 昔は、あった感覚を、忘れてしまった今、プラスの死生観をとりもどすための映画だと思いました。



30代 男性から

若い看取り士さんが経験される、いのちの最期に向き合う姿がやさしくて、あたたかい。様々人生模様は、一人一人のかけがえのない人生。誰にも訪れる死について自分のこととして見つめ、あたたかな看取りを手渡していくことの大切さを感じる内容でした。たくさんの物語があり、何度も見たい映画でした。



40代 女性から

看取りのたくさんの事例が出て来て看取り士の関わり方がとてもわかりやすいと思いました。看取り士の事を知ってもらうにはとてもスーッと入ってくると思います。



60代 女性から

看取り士の仕事が見た方に伝わる内容ですね。旅立つ方を愛で送るってどういうことなのかが伝わる。 映画を見てすぐに理解出来なくても、後で分かってくることがあるだろうと思った。 どなたにも一度は見て欲しい。 いや、きっと何回も見たくなるだろう。



40代 男性から

旅立つ時の立ち会う、看取りをすることについて深く考えてはいなかったのですが、この映画を観てから最期の場面、旅立ちに立ち会うことに大切なものがあると感じました。孤独死や孤立死が増えてきている時代に人との関わりが大切なんだとも思いました。自分も迎える死について色々と考えるべきテーマなので、こういったテーマの映画はとてもいいと思いました。