2026年04月15日
このたび、台湾において、看取り学講座、ならびに映画「みとりし」の上映会と柴田久美子(会長)による講演会が開催されました。
今回の看取り学講座開催を経て、台湾在住の看取り士は35名となりました。
会長・柴田による海外での講演会は、カナダに続き2か国目です。海外にお住まいの看取り士の方々は、これまでも多くいらっしゃいましたが、受講は主に日本国内での実施でした。
海外の現地で看取り士養成講座を修了されるのは、今回が初めてとなります。
当日は、字幕版の映画「みとりし」を上映いたしました。
参加者の方から寄せられた感想
映画を通して、会場全体が深い感動に包まれているのを感じました。涙をぬぐう方も多く、この作品がそれぞれの心に静かに届いていたのだと思います。
講演では、柴田先生のやわらかな語り口と終始あたたかな表情が印象的で、今までの歩みにかけてこられた強い信念と真心が伝わってきました。
これまで台湾でも、終末期医療や穏やかな旅立ちをテーマにした書籍に触れる機会があり、医療現場には簡単には言い切れない葛藤があることを感じていました。命をつなごうとする責任と、本人や家族の思いに寄り添おうとする気持ちの間で揺れる姿は、映画の中でも丁寧に描かれており、とても考えさせられました。
作中のある場面では、自分自身が大切な家族を見送った時の記憶がよみがえり、胸が締めつけられるような思いになりました。大切な人との別れは、長い時間が過ぎても、ふとした瞬間に鮮やかによみがえるものだと改めて感じます。
年齢を重ねた家族を支えることや、介護の難しさに向き合うことは、今では多くの人にとって身近なテーマになっています。この映画に触れたことで、悲しみの中にいる方にどのように寄り添えばよいのか、また、そばにいる人の心をどう支えられるのかについて、以前よりも深く受け止められるようになった気がします。
この作品が残してくれたものは、涙だけではなく、人を想う心のあり方そのものだったように感じます。
※ プライバシー保護のため一部編集しています。
国境を越えて、プラスの死生観をご理解いただけたことに、心より感謝申し上げます。
台湾では「台湾研修室」として、今後も看取り学などの開講を通じ、プラスの死生観を広めてまいります。
現地でご尽力いただいた現地台湾の看取り士の皆さま、並びに台湾研修室の高看取り士に、深く感謝いたします。


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