映画『命のバトン』(仮題)、制作進行中です
映画『逝き方』改め『命のバトン』(仮題)、1,200名のオーディションから主演女優を村上穂乃佳さまに決定、監督に映画『ママ、ごはんまだ?』の白羽弥仁監督を迎え、現在他の出演者様を募集しております。
撮影は今月6月26日から、東京及び岡山にて撮影がいよいよはじまります。こうして順調に制作が進んでおりますのも、全国よりご支援いただいております皆さまのおかげです。ありがとうございます。
(以下、記事より抜粋)
■榎木孝明コメント
「この世に生まれたからには誰一人とて免れぬ死。その当たり前の死に際に、逝く者と送る者の双方を幸せな気持ちにしてあげられる“看取り士”の存在が益々必要とされる、そんな時代になると思います。
■村上穂乃佳コメント
「このような大役をいただき光栄で、且つ身が引き締まる思いです。このオーディションに参加して看取り士という職業を知りました。死という最期を迎える人に寄り添う“高村みのり”の生き方に向き合っていきたいと思います」
■白羽弥仁(監督・脚本)コメント
「人生において、いくつかの人の死に邂逅してきた。生命がかけがえのないものであるように、お一人お一人の死もまたそうであるはずだ。よりよき死とは。観客の皆さんとご一緒に考えるきっかけになる作品にしたい」
<柴田久美子(看取り士):コメント>
この映画をご覧になる方々にとって、あたたかいお茶を飲んだ後のようにふんわり心温まるような映画であって、大切な家族ともう一度観たくなる映画であって欲しいです。
■映画『命のバトン(仮題)』物語
同僚の死を軽んじる上司に嫌気をさして会社を辞め、看取り士として第二の人生を歩んでいる柴久生は、とある地方都市の看取りステーションに勤めていた。看取りとは、余命がわかった人々の最期の希望を出来るだけ叶え、死の不安を取り除き、その時を一緒に過ごしてあげること。久生のところへ若干23歳の高村みのりが赴任をする。みのりは久生や地域の診療所の医師たちと連携しながら、様々な死と向き合う。そんなある日、3人の子供を持ちながら若くして余命宣告を受けた母親を看取ることになる。幼い頃に母親を亡くし、過去の記憶と葛藤するみのりに対し久生は「看取り士」としてその母親とどう向き合えばよいか、温かく導こうとする。