2021迎春・感謝を込めて
2021年01月01日(金)8:00 AM
あけましておめでとうございます。
2020年前半から世界を席巻しているコロナウィルスの影響から、終末期を面会制限のある病院や施設ではなく、自宅に移す家族が多くなってきています。
しかし現在ある社会資源だけでは充分ではなく、家族だけで終末期を支えることは精神的にも環境的にも厳しいのが実情です。この問題を解決するために創設しました「看取り士」と「無償ボランティア エンゼルチーム」への依頼が昨年は急増いたしました。
現在、看取り士1,277名と1,289支部のエンゼルの皆様が全国で活動をしております。
「いのち」について大きくクローズアップされた昨年、日本看取り士会も大きな飛躍の年となりました。
5月 株式会社日本看取り士会を設立、株式会社セコム様と提携
9月 第7回日本の看取りを考える全国フォーラムをオンラインにて開催
10月 ロサンゼルス日本映画祭にて映画「みとりし」が3冠を受賞
主演賞 榎木孝明さん、新人賞 村上穂乃佳さん、作品賞 茶の間賞
12月20日、日本看取り士会映画祭 全国50回以上で上映会を開催
映画「みとりし」は、私が体験した自宅死をテーマにした作品です。
看取りの活動をたった一人ではじめて28年。沢山の方々より大きなお力添えを頂き、深く感謝しております。今年も私の夢、「全ての人が最期 愛されていると感じて旅立てる社会創り」に尽くします。
どうぞ本年もよろしくお導き下さいませ。
一般社団法人日本看取り士会
会長 柴田久美子