一般社団法人日本看取り士会/一般社団法人日本看取り士会

2026迎春・感謝を込めて

2026年01月01日

あけましておめでとうございます。

2040年、この国はかつて経験したことのない多死社会を迎えます。470,000人の終末期ケアを受けられない人々が出ると厚生労働省が発表しています。これを受けて自宅死という選択肢を伸ばすために私たちは活動しています。
人は生まれた時、体、良い心、魂をもらって生まれてきました。魂に積み重ねたエネルギーを最期に看取る者に渡すと、数々の体験から学びました。

それを瀬戸内寂聴さんは「人は旅立つ時、25メートルプール529杯分の水を瞬時に沸騰させるだけのエネルギーを看取る者に渡す」とおっしゃいました。
縁ある人の死から目を背けず、傍にいることで生きる力、愛のエネルギーを受け取ることで、日本は2040年問題の解決で素晴らしい国になると感じています。

赤ちゃんの時、抱かれたように最期も抱いて送る。それを看取りの作法と名付け実践しております。出産に助産師が必要なように、看取りには看取り士が必要です。

私たちの夢は「すべての人が最期 愛されていると感じて旅立てる社会」を創ることです。本年もその夢に向けて尽くしてまいります。
どうぞ本年もよろしくお導き下さいませ。

日本看取り士会 会長 柴田久美子