抱きしめて看取る理由

抱きしめて看取る理由

2017年10月23日(月)8:41 PM

ノンフィクションライターの荒川龍氏による、日本看取り士会の活動(看取り士派遣・養成講座含む)を取材された書籍となります。日本看取り士会について第三者の方が書かれた書籍としては初となります。
以前、同じく第三者視点から書かれた『家族を看取る』(國森康弘氏著)から8年――「なごみの里」から「日本看取り士会」へ。現在の活動を網羅した一冊です。

(以下「はじめに」より)

私は取材の一環として、同会が主催する看取り学講座上級編の座学と看取り実習を体験させていただいた。(中略)わずか3分ほどだったはずだが今は亡き母親と過ごした赤ん坊から3歳ごろまでの、手の温もりが身近だった時代にタイムトリップしたような無防備で心地いい時間だった。蚕が吐き出す絹糸でできた繭にでも包まれたような感覚で、これだったら死ぬことはさほど暗くも、怖くもないのかもしれないとうっすら体感できた。「お母さんの子宮に戻ったみたい!」と、少し上気した顔をほころばせる60代の女性もいた。

 

――「抱きしめて看取る理由」の世界へようこそ。

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