
団体概要
会長 柴田久美子 プロフィール

島根県出雲市生まれ。
日本マクドナルド株式会社勤務を経てスパゲティー店を自営。
平成5年より福岡の特別養護老人ホームの寮母を振り出しに、看取りの世界へ。平成14年に病院のない600人の離島にて、看取りの家を設立。本人の望む自然死で抱きしめて看取る実践を重ねる。
平成22年に活動の拠点を本土に移し、「看取り士」を創設。現在は岡山県岡山市で“看取り士”と見守りボランティア“エンゼルチーム”による、新たな終末期のモデルを作ろうとしている。また、全国各地に「死の文化」を伝えるために死を語る講演活動を行っている。制作に携わった映画『みとりし』が2019年秋全国ロードショー。
現在
- 一般社団法人日本看取り士会 会長
- 一般社団法人なごみの里 代表理事
- 介護支援専門員
- 元神戸看護専門学校 講師
略歴
- 1973/03
- 大阪 YMCA 秘書課卒業
- 1973/10~
- 日本マクドナルド株式会社勤務
- 1989/10~
- 東京都及び福岡県にて洋食レストランを自営
- 1993/09~
- 各種介護施設にて、寮母として勤務
- 1998/03
- 隠岐諸島知夫里島(隠岐郡知夫村)へ移住
- 2002/05
- 看取りの家開設
- 2010/11
- 第1回AJCC(オールジャパンケアコンテスト)主催
- 2012/06
- 一般社団法人「日本看取り士会」設立 同会長
- 2014/08
- 第1回日本の看取りを考える全国大会 主宰
著書
- 『この国で死ぬということ』(ミネルヴァ書房)2019.10
- 『幸せになるヒント』(ミネルヴァ書房)2019.9
- 『私は、看取り士。』 (佼成出版社) 2018.9
- 『マザーテレサ 夢の祈り―看取り士20人の想いと願い』 編著 (あうん社) 2017.9
- 『いのちの革命』 舩井勝仁氏との共著 (きれい・ねっと) 2014.9
- 『看取り士日記』 (コスモ21) 2014.3
- 『看取り士‐幸せな旅立ちを約束します‐』 (コスモ21) 2013.5
- 『ありがとうおばあちゃん』 (文芸社) 2013.4
- 『ありがとうの贈り物‐幸せな最期を自宅で‐』(燦葉出版社) 2013.4
- 『抱きしめておくりたい』 (西日本新聞社) 2006.2
- 『「ありがとう」は祈りの言葉』 (佼成出版社) 2004.7 他多数
顧問 阿式明美 プロフィール

1970年看護師取得。40年以上の病院勤務を経て、2009年に社会福祉法人壷中会を立ち上げ、理事に就任。翌年、特別養護老人ホーム長春苑(岡山県岡山市)の施設長に就任。
日本看取り士会会長、柴田の想いに共感し、2016年に“看取り士”を取得。施設長としての職務を果たしながら看取りの現場に率先して寄り添い、利用者の望む最期の実現と、後進の育成に努める。
2018年、同会を退職。日本看取り士会会長の柴田の元で今までの経験をもとに啓発活動や後進の指導にあたっている。
- 看取り士
- 元 社会福祉法人壷中会 理事
- 元 特別養護老人ホーム長春苑 施設長
顧問弁護士事務所
日本看取り士会では介護福祉系法律事務所おかげさまの外岡潤弁護士に顧問弁護士をお願いしております。
理念
日本看取り士会は、終末期の看取りを通して魂を磨こうとするものです。人間の終末期において、旅立つ方々と私達に言葉すら要りません。ただお互いに感謝を思うことのみがなすべきこととなります。旅立つ方々の魂は天と地(肉体)を行き来し、私達の魂すら導いて下さいます。
人間の終末期ほど、尊い時はありません。その時に添わせて戴く事こそ、私達の魂を清め高めます。マザーテレサのお言葉のように、一人一人の魂と接する機会が与えられているその時なのです。終末期にある旅立つ方こそが師であり、そばにいる私達は学びの者です。美しい死の中にこそ真の生があります。この理念の元に学んだ一人一人が、その愛を世界中に運び、愛ある世界の実現を目指して設立します。
理念の実現のために
幸齢者様の最期のステージを支えることは、当然私たちの力だけではできません。幸齢者様が自らの望む場所で、自らの望むように最期を迎えるためには、幸齢者様のご家族様、主治医など医療・介護にかかわる専門家の方々、ボランティアの方々など、たくさんの方々の力が必要です。医療・介護放棄、またいわゆる「みなし末期」をしないためにも、私たちは活動において多くの“目”があることを大切にしています。
幸齢者様自身はもとより、かかわった全ての人たち全てが、「これで良かった」と思える最期を実現すること、それが私たちの一番の願いです。
組織図
ご寄付について
日本看取り士会では、活動に対するご支援として皆様からのご寄付を受け付けております。ご希望の方がいらっしゃいましたら一度事務局までお問い合わせください。皆様の真心に感謝いたします。