桜の花が満開のころだった。 初回訪問2日後の午後に息子様から呼び出しがあった。 病院につくと、コロナ禍の面会制限の中で、病室に入れていただくことができた。息子様はベッドの上で看取りの作法でお母様を抱いておら […]
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梅の花が香り始めるころ、一本の電話をいただく。 「お母様の体調があまり良くない……」と。 お母様をご自宅に連れて帰られたのは、コロナが全国に広がり始めたころ、面会規制も厳しくなり、会うこともで […]
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この看取り士日記は「323. 胃ろうを抜いてご自宅へ」の続きのエピソードとなります。ぜひあわせてご覧ください。 コスモスの花がやさしい季節。初七日訪問に伺う。 お嫁様が案内してくださったお部屋には、秋の陽射しがやわらかく […]
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稲穂がたわわに実る頃。ご依頼者である長男様からのご連絡が入る。 2年前に食べることができなくなり、胃ろうの造設をされたお母様。現在はコロナ禍で面会できない日々が続く。そんな中、長男様は2年前にお母様が「家に […]
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シクラメンの花が店先を彩る頃。依頼者の娘様よりお電話を頂く。 「父が肝臓がんの末期で入院中です。実家には高齢の母が一人で、自分は東京で仕事が……。でも、家に連れて帰りたいのでお願い致します」と一気にお話をさ […]
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山々の木々が秋深く色づく季節。「今、病院に着きました。リカバリールームにいます。来て下さいますか」と娘様からお電話が入る。 臨終後のお父様のベッドをはさんで、奥様と娘様が呆然と座っておられる。 […]
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9月に入り残暑の中、優美なコスモスから秋の気配を感じる頃。 提携している訪問看護ステーションより「おひとり暮らしの方を支援してほしい」と連絡が入り訪問。敬二さん(83歳)。今年4月に肺がんステージⅣと診断。 […]
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萩の花が美しい季節。 第8回日本の看取りを考える全国フォーラムを9月12日オンラインにて開催。 俳優の榎木孝明様から素敵なお手紙を頂く。日本舞踊の花柳柳優先生の常磐津「三つ面子守」の日本舞踊で […]
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向夏の候、突然の電話。「看取り士のホームページを見てお電話させていただきました」と、おずおずとだが、しっかりとした決意あるお声から、とても悩まれてお電話をくださったのだとわかった。早速お会いすることになる。 […]
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看取り士日記(317)~寄り添いから生まれるハラスメントにならないために~ 「感謝」が花言葉の白いダリアが庭先に咲く季節になった。 6月26日朝日新聞、土曜日版フロ […]
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