残暑がまだ厳しい初秋のころだった。連絡を受けた翌日には契約と初回訪問となる。このとき余命1~2週間。 89歳になるお母様は、7月に腎不全増悪となるも、以前より「その時が来たらその時」と透析はし […]
記事を読む »
紫陽花の咲く頃、お母様が危篤となり、おられた施設から救急搬送され、一命はとりとめたが病院では、全く面会ができないと長女様より、ご相談の電話をいただく。 在宅での看取りも考え、すぐに看取りサービス桜のご契約を […]
記事を読む »
雨に紫陽花が映える6月、「看取りについて話を聞きたい」と一本のお電話をいただく。 長年肝臓を患っておられたが、5月に体調が急激に悪化し、肺炎で入院されていた正男さん(78歳)。 娘様より「衰弱が見られるため […]
記事を読む »
ほおづきの赤い実が亡き人々を思わせる。 私は1,300年の歴史を持つ出雲大社の氏子として生まれた。 その日はお祭りの当日、賑わいの中で私は大國家の末っ子として誕生する。父は、巫女として育ってほ […]
記事を読む »
あじさいの花が美しい頃だった。 お父様の余命宣告を受け、戸惑いを隠せない娘様からお電話を頂く。 3年半前に見つかった胃がんの手術後、抗がん剤治療を選択せず、毎日を穏やかに過ごされていたお父様。 […]
記事を読む »
芝桜の花が美しい頃だった。 看取り士の仲間の訃報のお電話を頂く。 お家に入ると、畳のお布団の上で眠っているかのような彼女。亡くなられてからすでに24時間が経過。離れたところで何とも言えないぎこちないご様子の […]
記事を読む »
バラの花の美しい頃、ご相談の電話を頂く。 奈良市に二人で暮らす80代のご両親を案じて、山梨県にお住まいの次女様からだった。早速訪問。まだ、看取りの段階ではないが、看取り士派遣サービスの桜の契約を頂く。 その […]
記事を読む »
桜の花が満開のころだった。 初回訪問2日後の午後に息子様から呼び出しがあった。 病院につくと、コロナ禍の面会制限の中で、病室に入れていただくことができた。息子様はベッドの上で看取りの作法でお母様を抱いておら […]
記事を読む »
梅の花が香り始めるころ、一本の電話をいただく。 「お母様の体調があまり良くない……」と。 お母様をご自宅に連れて帰られたのは、コロナが全国に広がり始めたころ、面会規制も厳しくなり、会うこともで […]
記事を読む »
この看取り士日記は「323. 胃ろうを抜いてご自宅へ」の続きのエピソードとなります。ぜひあわせてご覧ください。 コスモスの花がやさしい季節。初七日訪問に伺う。 お嫁様が案内してくださったお部屋には、秋の陽射しがやわらかく […]
記事を読む »