山々の木々が秋深く色づく季節。「今、病院に着きました。リカバリールームにいます。来て下さいますか」と娘様からお電話が入る。 臨終後のお父様のベッドをはさんで、奥様と娘様が呆然と座っておられる。 […]
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9月に入り残暑の中、優美なコスモスから秋の気配を感じる頃。 提携している訪問看護ステーションより「おひとり暮らしの方を支援してほしい」と連絡が入り訪問。敬二さん(83歳)。今年4月に肺がんステージⅣと診断。 […]
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萩の花が美しい季節。 第8回日本の看取りを考える全国フォーラムを9月12日オンラインにて開催。 俳優の榎木孝明様から素敵なお手紙を頂く。日本舞踊の花柳柳優先生の常磐津「三つ面子守」の日本舞踊で […]
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向夏の候、突然の電話。「看取り士のホームページを見てお電話させていただきました」と、おずおずとだが、しっかりとした決意あるお声から、とても悩まれてお電話をくださったのだとわかった。早速お会いすることになる。 […]
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看取り士日記(317)~寄り添いから生まれるハラスメントにならないために~ 「感謝」が花言葉の白いダリアが庭先に咲く季節になった。 6月26日朝日新聞、土曜日版フロ […]
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福寿草の蕾がふくらむ頃、病院から自宅へ退院となったひとり暮らしの方のもとに伺う。ケアマネジャー様からお繋ぎ頂いた方は、放射線治療を終えてのご帰宅。ケアマネジャー様、社会福祉協議会の権利擁護の方、介護サービス […]
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シャクナゲの花が美しく咲き、例年になく暖かい日の朝、本部より派遣要請の電話が入った。 既に、お母様(信子さん82才)をご自宅で看取られていた、娘様からの御依頼だった。看取りのお作法を伝えて欲しいとの事。 & […]
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梅が咲き、春の訪れを感じながらも冷たさの残る頃だった。 一人暮らしの叔父を案じた姪の恵さんのご依頼で、お一人暮らしの叔父(勇さん)の看取りをお願いしたいと12月より毎月1回の訪問を開始。 1回目の訪問、チャ […]
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桃の節句。女の子が産まれると、雛人形を飾り誕生を祝い家族皆で健やかな成長を願う日。 施設での臨終の立ち会いから自宅でのお別れ。葬儀社の紹介と四十九日の訪問のご依頼をいただく。2週間後と四十九日法要の後に伺う […]
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(日本語題: みんなを愛さずにはいられない!) 玄関先の椿の花が凛と美しいころだった。 肝臓がん末期、大出血のためMさん(92歳)は緊急入院。私は、訪問看護師として3か月前からご支援させていた […]
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